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植木鉢から粘土を運ぶためのKBKクレーン

陶磁器製品の製造工程では、陶磁器製品の効率的な生産を確保するために、粘土原料の頻繁なハンドリングが必要です。SEVENCRANEのKBKクレーンは、ほぼあらゆる材料ハンドリング作業に使用できます。スチュヴァルトにある有名なプランター製造企業は、全自動生産設備を用いて様々なプランターを製造し、世界各地に販売しています。同社は、新たに拡張された工場棟にSEVENCRANEのダブルビームKBKサスペンションクレーンを採用しました。電動グラブと併用することで、粘土原料の配合調整やバルク粘土原料の搬送を行い、植木鉢の全自動生産設備の円滑で効率的な稼働を実現しています。

ユーザーが植木鉢を生産するために必要な陶磁器原料は、複数のサイロと保管箱に保管されています。生産工程で避けられない植木鉢の破損によって発生する廃棄物も、このエリアに保管されています。自動化生産エリアに搬送する前に、粘土原料を一定の割合で混合する必要があります。このため、ユーザーはKBKダブルビームサスペンションクレーン陶磁器原料貯蔵工場において、スパン7.5メートル、積載量1.6トン、揚程最大16メートルの機械で、陶磁器原料の輸送と混合に使用されます。

KBKライトクレーンシステム
KBKライトクレーン

KBKクレーンは、長さ調整可能な吊り上げポイントを介してユーザーの工場構造物に直接吊り下げ設置されるため、クレーンのレールビームの設置や溶接作業は不要です。また、KBKクレーンの非剛性吊り上げ部品は、輸送中にクレーンがユーザーの工場建物の鉄骨構造物に及ぼす水平方向の衝撃を、14度の範囲で左右にスイングすることで吸収し、設置エリア全体の耐用年数を延ばします。

そのKBKクレーン全長31メートルのKBKトラック上で稼働し、作業場全体を効果的にカバーします。クレーンの昇降機構はチェーン式電動ホイストを採用し、電動グラブバケットを最大16メートルの有効移動範囲内で昇降させます。電動グラブの開閉制御は、KBKクレーンの操作ボタンに統合されています。これにより、オペレーターは懐中電灯の操作でKBKクレーンの水平・垂直電動歩行と電動グラブの昇降・開閉を同時に制御できます。これにより、粘土原料の効率的な混合と供給を確保できます。


投稿日時: 2024年5月16日